秋の夜長にふと思う 人間として関わる
青森・秋田・岩手・宮城・福島・山形の東北6県に「笑っている父親を増やしたい!」
家族や地域の笑顔を育むライフスタイルとなる東北ならではのパパスタイル創る!を活動方針としているNPO法人ファザーリング・ジャパン東北です。
東北6県+関係者リレー日記
おばんです。秋田の高橋 寛光(たかはし・ひろみつ:みっつ)です。
秋の夜長とともに少々おつきあいください。
2016年「全国学力・学習状況調査」結果が発表されました。
昨年まで9年連続でトップ級の成績を残してきた秋田県は、小学校の国語Aと算数A・Bで石川県にトップを譲ったものの、小中の全科目で5位以内をキープ(続く)。
さて。
皆さんはどうとらえましたか?
おらは、ある時点でどのぐらい理解しているかを把握するものなので、一喜一憂するものではないと思いますし、一時的で一面的なものさしで図るより、継続的に多面的に子どもを理解していきたいし応援していきたいなぁ♪
鰹出汁だけ、昆布出汁だけでも美味しいけど合わせ出汁にすると味わい深いように、奥行きがあった方が、立体的に捉えた方が味わい深いし人間味があるんでねぇべがな。
あと、正解がない世の中・価値観が目まぐるしく変化していく世の中では、選択肢の中から一つの正解を導く力だけでなく、一つのことを発散的に応用したり結びつけていく力も大事だと思っています。
「覚える」と「わかる」。
「覚えた」ことは忘れる。
その時は覚えた気になるけど。
経験ありませんか?
学生時代必死に覚えたはずなのに一つも残ってない。
どんなに偉い人の話を聞いても次の日には半分忘れ、時の流れとともに・・・あれっ私だけ!?(笑)
でも、「わかった」ことは忘れない。
「わからない」ことが「わかる」と「わかりたくなる」のも人間の性。
身についたことは、活かせる。
自分にも家族にも、地域や社会にも活かせる。
身についたことは応用したり掛け合わせたりすることもできる。
合わせ出汁のようにっ!ちょっと違うか(笑)
「わかる」のキーはやっぱりワクワク感と主体性・自分で選択したか。
学生向けのコミュニケーション系講座やキャリアデザイン講座でも同じことを伝えています。
「やってみたい!」
「僕が私がやる!自分でやる!」
この言葉が出た時の子どもの目の輝きや行動って凄いですよね。
好奇心をパワーにして、嫌々やってないから、やらされてないから、主体的にやるから納得するまでやり続ける。
だから、思うようにいかなくても「なんでだろう?」「次はどうしようか?」が、次の行動に繋がって行ぐんでねすべが。
親はそれを応援するだけ!
・・・でいいのに、口出しちゃったり手出しちゃったりする時もありますが(笑)
下手に経験してきた気持ちがあるからついついね。
そう言えば尊敬するイクボスが言ってらっけなぁ。
「時として知識と経験が邪魔をする」って。
足を引っ張らない親でいたいな~。
学力と生きる力をどうとらえるのか。
「子ども」として関わるのか、「人間」として関わるのか。
そんなことを思った秋の夜長。
皆さんはどうとらえて、どう関わりますか?
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宜しくお願いしますm(__)m
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最後までお読みいただきありがとうございました。
リレーは、岩手のロックなパパ、後藤 大平(ごとう・だいへい)さんにバトンタッチ!