あなたに捧げる金メダル
青森・秋田・岩手・宮城・福島・山形の東北6県に「笑っている父親を増やしたい!」
家族や地域の笑顔を育むライフスタイルとなる東北ならではのパパスタイル創る!を活動方針としているNPO法人ファザーリング・ジャパン東北です。
東北6県+関係者リレー日記
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは。岩手の後藤です。
みなさん、オリンピック見ていますか?
茨城県において、平成27年度「職員提案アイディアオリンピック」というのがあったそうですが、こちらの奨励賞をいただいたのが、所謂「イクボス」でした。
見える化として、ストラップの色分けっていうのはなるほどなぁと。イクボス=赤とかだとしたら、多分部下はみんなそっちになびいちゃいますよね。
「育休?お前のガキなんて1円にもならねえよ!」
なんてボスと
「育休?お前のその勤務態度がオフサイドだ!」
なんてボスと
「育休?ぜひ取りな!先方へのリスケはやっとくから」
なんてボス。
多分大多数の人が、一番最後の発言のボスを選ぶ気はします。
「いわて女性の活躍連携会議(だっけか)」という場にお招きいただき(知事も同席でした)、その場で「知事、イクボス宣言しましょう!」と突っ込んで1か月後のこと。
あの発言が引き金になったのかどうかは分かりませんが、結果として岩手県初の宣言となり、多くのメディアや機関、また個人のブログ等でも取り上げていただきました。
長時間労働率、男性の自殺率、脳疾患発症率、被災3県における労基違反率等、いずれもワールドクラスの岩手に送る、まさに金メダル級の一撃。
これが契機となったのか、この後は県内初のイクボス中小企業同盟加入、県南振興局のイクボス宣言なども行われ、「イクボスを広めよう」という視点においては、いいスタートを切れたのかなと感じています。
ただ、誤解しないでほしいのは、ゴールは“宣言するかしないか”ではないよ、というところ。
あくまでイクボスは
「手段」
「笑いたいのに笑えない」パパママが一人でも少なくなり、子どもたちもハッピーになり、そこで活動する企業も発展し、そんなポジティブな地域が次世代にどんどん継承されていく…という好循環が出来上がること。
そうしたムーブメントを作る“手段の一つがイクボス”であり、それを推進するのも、僕ら。
「笑っている父親を増やしたい」という思い。
それは、ママのためにも。
子どものためにも。そして地域のためにもなること。
そのために出来ることをやっていきたいですし、これからも「パパってこんなに楽しいんだ」って発信、そして「大人ってこんなにイキイキしてるんだ」ってところを子ども達に見せていきたいですね。
もちろん、僕ら自身が、そんなドタバタな毎日を目いっぱい楽しみながら!
あ・・・!?
そういえばオリンピックの話してないや。
ま、いいか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。
リレーは、山形をこよなく愛する五十嵐 健裕(いがらし・たけひろ)さんにバトンタッチ!