親も子も、、、「個」として認め、信じるチカラを。
青森・秋田・岩手・宮城・福島・山形の東北6県に「笑っている父親を増やしたい!」
家族や地域の笑顔を育むライフスタイルとなる東北ならではのパパスタイル創る!を活動方針としているNPO法人ファザーリング・ジャパン東北です。
東北6県+関係者リレー日記
こんにちは、福島の横田智史(よこた・さとし)です。
ファザーリングジャパン東北設立後、各県において活動がスタートしています。
ファザーリングのメンバーは、仕事(本業)を持ちながらの活動になりますので、専属ではありません。
それでも各県理事が精力的に活動している姿をお互いに共有すると、メンバー内でも良い刺激になっているという仕事以外でもまた得られるものがあり、楽しいことばかりではありませんがみんな元気にやっていますよ!
毎月、何回かの子育て講演をさせていただく中で、様々なパパ・ママのお話しを聴く機会があります。
その中で感じることは、やはり「子どもの教育」というのは特別なことではなく、身近に存在するものなんだなぁ、ということです。
お話を伺う中で一番多いのは「夫婦間理解」の内容です。
例えば、
「旦那の帰りが遅いのでいつも私だけが育児・家事をしています」
「旦那はもうあてにしていません。給料をもらってくるのでATMだと思っています(笑)」
「俺が台所に立つと、嫌がるんですよね」
「子育て(子どものことをやると)、いちいち細かく言われるので、
だったら自分でやれよ!って思って、やらなくしたんです」等々。
うんうん、わかるー!
わかります!(笑)
多かれ少なかれ「どの家庭にでもあること」ではないかな、と思っています。
上記内容ではなくても、もちろんファザーリングメンバーの家庭でもボクん家を筆頭にあると思います(笑)
(えっ!?ないの!?笑)
いやいや、ちょっとはあるでしょー!?(=O=)笑
夫婦とはいえ、厳密にいえば他人です。
夫婦の前に一人の「男性」であり「女性」である。
「個」であるということです。
「個」対「個」の関係性。
なので、考え方や価値観の違い、意見の食い違いは「当然」出てきます。
『この「違い」をどう捉えるか?』が、ポイントなんだと思うんですね。
そこから先は詳しく書きませんが、スポーツ競技などの勝負どころ以外では、「個」<「個」やその逆もしかりですが、バランスが悪いわけですよね。
「違い」があることは「当たり前」で、「違い」をどうするかは「自分で選択できる」こと、なんですね。
これって、仕事でも同じですよね。
上司部下の関係や同僚、取引先、人と人とが関わる場面はしょっちゅうあります。
どんなに仕事が早くて的確に「出来る」社員であっても、他者との関わり方でWIN-WINを考えることができなければ、難しい問題が生じるでしょうし。
(ハンディキャップがある場合は当然また違う話になります)
ましてや「対子ども」は一番難しいと思います。
言うこと聞かなかったり、自分の思い通りに子どもが行動してくれなかったり、、、なんてしょうちゅうです。
でも、そんなとき多くは
「子どもに言うことを聞かせよう」と怒る。
「子どもの行動を強制しようと」教える、ことをするんです。
もちろんそういうことが必要な場面はあると思いますが、とにかく「子どもを何とかしようとする」んですね。
もっと他に、いや、もう一つ考えてみるとしたらどんなことですか?
「鏡」を見ればわかるかもしれません。➡言っちゃってるー!(笑)
「子どもを何とかしようとする」・・・
これが常だと、親である自分自身も参ってしまいますし、子ども自身もらしさを失い、自己肯定感や自尊心、自分を信じるチカラと可能性、、、の芽を摘んでしまいかねません。
非常に難しいところですよね。
でも、大人同士も同じでことが言えますが、子どもたちも同様、多様な人と人との関わりの中で
様々なやりとりを経験し、人の愛情をたくさん受けて育ってほしいですよね。
「個」×「個」として。
先日、Facebookでお知らせしたのですが、本業で「ペンギンインターナショナルスクール」を宮城県名取市杜せきのしたに1月開園(予定)することになりました。
(まだHPがないので、Facebookページのリンクになります)
ファザーリングの活動内容もひっくるめて経験してきたことを活かした、子どもたちのあそび、学びの場でもありますので、次回はそのことも踏まえてお話しさせていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
リレーは、アドバイザーであり、全国父子家庭支援連絡会 (宮城県父子の会)の村上 吉宣(むらかみ・よしのぶ)さんにバトンタッチ!